未来産業技術研究所で若手道場プログラムを開催 ―大気圧低温プラズマの基礎と応用実験―
拠点活動の一環として,生体医歯工学融合領域における若手研究者の育成を目的とした若手道場プログラム「大気圧低温プラズマの基礎と応用実験」を東京科学大学未来産業技術研究所にて開催しました。これから大気圧低温プラズマを使ってみたい方,プラズマに興味がある方,プラズマを使っているが中身がよくわからない方を対象に沖野晃俊准教授が中心となって,3月13日(木)から14日(金)までの2日間,Zoomと対面での講義および対面による実習を行いました。
1日目はZoomと対面のハイブリッドで開催し,東京科学大学,東北大学,室蘭工業大学より計9名(うちZoom参加3名)が参加,2日目の対面実習には8名が参加し,大気圧低温プラズマの基礎を学び,実験を通して応用を体験しました。講義では、大気圧低温プラズマの中では何が起こっているか,どんな装置が開発されているか,どんな研究が行われているか,など,実習では各種方式?各種ガスのプラズマ生成実験,表面処理実験,ガス分解実験,プラズマ分光測定,持ち込み材料のプラズマ処理実験,などを行いました。より実践に近い貴重な体験になったと思われます。
今後も生体医歯工学分野を開拓していく若い世代の育成に取り組んでまいります。
![]() 実習の様子 |
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実習の参加者